お風呂や温泉に潜む危険なレジオネラ属菌や大腸菌と風呂釜洗浄のプロが使用する最強の洗浄剤【湯泡美/YUWAMI】

会員限定の最強の風呂釜洗浄剤湯泡美

風呂釜洗浄剤湯泡美と
レジオネラ属菌

防カビ技研(BMC:LABO)の記事をご覧いただきありがとうございます。

こちらの記事では風呂釜洗浄剤【湯泡美】とレジオネラ属菌について解説しています。風呂釜洗浄技術講習を検討中の方はご覧ください。

掲載内容


食物連鎖の頂点に君臨する細菌

風呂釜洗浄を知るにはまず温泉施設のレジオネラ属菌問題と洗浄を知る必要があります。

2023年は日本中で基準値を何倍も超えたレジオネラ属菌が検出されメディアで話題となりました。

年月日発生場所
2023年2月24日福岡県の旅館で3700倍
2023年7月20日病院の空調設備で検出
2023年9月26日福井県の温泉施設で2300倍
2023年10月6日鹿児島県の公園で6倍
2023年10月10日青森県の温泉会館で6倍
2023年のインターネット上に掲載された報道の一部

温泉施設が多いですがエアコン等の空調設備からもレジオネラ属菌が検出されていることが分かります。

ではなぜ、レジオネラ属菌がこれほどまで問題視されているかというと、重い肺炎を起こして最悪は死に至る恐れがあるからです。

レジオネラ属菌が寄生する危険なバイオフィルム
感染すると恐ろしい肺炎になる

温泉を例にすると湯船や配管の入り組んだ場所や傷に皮脂・垢・油・土埃などが蓄積して細菌が繁殖します。次にアメーバなどの小さな生物が発生して生物膜(バイオフィルム)という薬剤耐性のある膜を作ります。口内ではプラークと言って同じものです。

(この時点で塩素剤や洗浄剤が効きにくくなります)

レジオネラ属菌がアメーバに寄生する順番

次にその生物膜(ここではアメーバ)にレジオネラ属菌が寄生します。

水中内ではこのレジオネラ属菌を捕食する細菌がいません。よって温泉やお風呂などの水中内では食物連鎖の頂点に君臨します。

食物連鎖の頂点に君臨する細菌

生物膜内で数を増やしたレジオネラ属菌は膜を破り、水中内に放出されます。その超大量のレジオネラ属菌を人間が吸い込むと危険な肺炎に感染してしまうのです。

感染経路は主にシャワーや打たせ湯のミストです。そのためお風呂のジャグジーや加湿器、エアコン、公園のシャワーなどは極めて危険なのです。

BMC:LABO

最近は打たせ湯のある温泉が少なくなりました。おそらくレジオネラ属菌に感染する危険性があるからなのでしょう。※源泉かけ流しは対象外です。

生物膜はどのように発生する?

生物膜はほんの些細な行為から増えやすくなります。掃除を怠ると増えるのは当然ですがパイプクリーナーのブラッシングでも増える原因になります。

数ある原因の1つを紹介すると、コード状のパイプクリーナーを配管に通すことで錆やゴム片が取れるのでゴシゴシ擦りたくなります。

些細な傷も生物膜の原因に

なぜ、錆やゴム片が取れるかというと築年数が経過して劣化しているからです。そして風呂釜洗浄をする客層の多くは築年数が経過しています。

どのような場所でも掃除で研磨したら小さな傷が付きますが、もちろん配管内も目視できない小さな傷ができます。しかし細菌からすると「大きな隠れ家」です。

傷や亀裂に沿ってできたカビやヌメリ

するとその傷や亀裂に巣を作り、増殖して生物膜を作ります。そのため介護用の入浴イスや補助器具は傷の部分に「ヌメリ」を感じるのです。

排水管では大きな洗浄力を発揮するパイプクリーナーのブラッシングでも入浴用の配管には合わないのです。よってご家庭のお風呂でも同じことが言えます。

ご家庭の水道水から黒いカスが出てくるときは?

キッチンや洗面所の水道水から黒いカスが出てくる場合は給水管や貯槽タンクに錆が発生している恐れがあるので水道屋さんに依頼しましょう。お風呂の場合はパッキンが傷んでいる場合や配管に錆がある可能性があります。風呂釜洗浄でも多少改善することもありますが、錆の場合は再び出てくるので原因の配管を交換した方が早いことがあります。

日本全体で老朽化問題が発生

上記の理由を含め温泉施設の配管洗浄には様々な教訓があるのです。この事情を知らない業者は今でもブラッシングや高圧洗浄をしています。

レジオネラ属菌が検出されやすくなっても、誰も生物膜が発生した部分を見ない(見れない)ので、この問題はまだまだ解決しないでしょう。

次の問題は塩素剤と傷ついた配管の老朽化です。

配管の老朽化で多額の修繕費用が必要

物理的洗浄をしてきた配管は水道水の次亜塩素酸ナトリウム、泉質による酸化、傷から広がった錆、塩ビ管の傷みが問題で多額の修繕費用がかかります。

塩ビ管の場合、内部をコーティングして耐久年数を上げているので、物理的または薬剤ミスによって取れると急激に劣化します。

洗浄剤にまわせる費用が捻出できない

追い打ちをかけるように光熱費が高騰しているので、レジオネラ属菌の問題は今後ますます拡大していくことでしょう。

すると一般住宅までその危険性が知れ渡るので、風呂釜洗浄は今後人気のハウスクリーニングメニューになるかもしれません。

化学の力で洗浄する

2023年のレジオネラ問題と光熱費の高騰によって色々な答えが見えてきました。

一般家庭でも温泉施設でも、お湯を作るために作られたデリケートな給湯器は化学の力で優しく洗浄する必要があります。

そこで当研究所では会員特典として風呂釜洗浄剤の洗浄力を活性させる薬剤を提供しています。

風呂釜洗浄剤湯泡美A剤、B剤

風呂釜洗浄剤「湯泡美」

種類役目
A剤アルカリ剤では剥がれない細菌が作るヌメリ(バイオフィルム)に浸透してアルカリ剤の洗浄力を向上させる。
B剤A剤とアルカリ剤では除菌できない特定の細菌とウイルスを容易に除菌する、植物由来の除菌・消臭剤

※こちらは会員様のみが扱える洗浄剤です。

上記の湯泡美A剤は毎月1回3kgを無料で提供しています。詳しくは「会員特典↗」をご覧ください。

昔の風呂釜洗浄は水量に対して薬剤量が少ない

過炭酸ナトリウムは水量に足して濃度○○%という目安があります。今と昔では量が異なるので今の目安で試験しました。

ネットで入手できる過炭酸ナトリウムを主成分とする洗浄剤を大型浴槽に投入して60分運転したところ汚れは出ません。

過炭酸ナトリウムを主成分とした洗浄剤

ここでのポイントは不特定多数の人が入浴した温泉でも汚れが出なかったということです。

そして風呂釜洗浄剤湯泡美を投入したところ、およそ10~20分ほどで湯あかと生物膜が出てきました。

湯泡美を投入すると茶色のドロドロした汚れが出てくる

このことから生物膜はアルカリ性・酸性に耐性があるが、生物膜を除去する専門の薬剤には弱いということが分かります。

生物膜が除去されるとレジオネラ属菌が寄生する「巣」が無くなるので感染症の脅威を回避できます。

温泉施設でも一般住宅でも細菌を相手にしたハウスクリーニングは通常の方法とは異なることをご理解いただけたでしょうか。

風呂釜洗浄にプロがいる理由とは?

追い焚き配管や浴槽には皮脂・油・洗剤・カビ・細菌・水垢・金属・土埃などの汚れから、入浴剤(主にバスソルトや乳清)とアロマオイル・美容液の汚れがあります。

ハウスクリーニングをしている方なら分かりますが、市販の風呂釜洗剤は上記すべての汚れに対して作用する成分が配合されていません。

市販で売られているものには特定のよごれを除去する成分が配合されていない

よってプロはA剤、B剤、C剤など数種類の洗浄剤を1つずつ作用させているので綺麗になるのです。

これが市販の洗剤とプロ業者が行う風呂釜配管洗浄の違いです。

風呂釜洗浄技術講習・研究/講義形式
風呂釜洗浄を学びたい方は防カビ技研にお任せください!

25年前に特許を取得した実績のある風呂釜洗浄剤湯泡美(YUWAMI)で一般家庭から法人向けの配管洗浄までカバーできる技術を学べます。さらに会員限定の洗浄剤なので大きな差別化を図ることが可能です。

貴社の参加を心よりお待ちしています。