最強クラスの防カビ効果/カビ取り防カビ対策工法で平均5年間カビが生えないようにする根拠はカビ抵抗性試験の結果で証明!プロの技術と業務用防カビ剤

天井のカビが生えない技術/天井用高耐久型防カビ工法

平均5年と最長10年の
防カビ効果と安全性

(一社)防カビ技研の記事をご覧いただきありがとうございます。

こちらでは当研究所が平均5年間、最長10年間と表示している根拠及び5年間効果が持続しない条件を掲載しています。

天井石膏ボードのカビ取りと防カビをしても1年~2年で再発してしまったとお悩みの方は是非とも本記事をご覧ください。

35年以上の実績と経験

カビ取り・防カビ研究一筋35年以上の博士が開発した防カビ工法の技術で特許を取得した実績があります。

35年以上続く防カビ対策の特許技術(取得実績)

この防カビ効果は1年で再発してしまった場所を、平均5年間(最長10年)防止し続けています。

そのためこの工法は皆さんが利用している大型ショッピングセンターやリゾートパークでも使われています。

日本中の施設で使用されている

しかし現場の施工記録だけでは長期間維持している証明に不足があるため第三者調査期間を通して試験しました。

根拠は第三者機関の数値で証明

一つ目の根拠は調査期間が実施した防カビ試験の結果です。

防カビ試験の正式名称は日本産業規格のカビ抵抗性試験(JIS Z2911)といい、防カビ成分の効果を測定する試験です。

防カビ試験(カビ抵抗性試験)で防カビ剤を付けていない木片

簡単にお伝えすると木材やろ紙に防カビ剤を付けて「検体」を作り、多くのカビ菌種を100万個以上噴霧し、培養器で繁殖の日数を測るものです。

上記の木片には防カビ剤が付いていないので、木材までカビが菌糸を伸ばしていることが分かります。

防カビ試験(カビ抵抗性試験)で防カビ剤を付けている木片

試験の日数は28日間が日本産業規格の最大値となり、この28日間がクリアできれば、実際の環境では1年間防カビ効果が維持されるだろう。と言われいます。

防カビ剤が付いていれば上記画像のように木材(検体)にはカビが発生しません。カビの成長を阻害しているので赤線部分にまでカビが近寄れません。(発育阻止円といいます)

カビ抵抗性試験について詳しくはこちら↗をご覧ください。

防カビ技研

カビの胞子は1立方メートルあたり100個~1000個浮遊していると言われています。

28日間では短すぎるので12倍のテストをした

皆さんはこの結果をみて「1年だけ?」「とても短いな」と感じませんでしょうか。

そのため当研究所は第三者機関のご協力のもと、カビ抵抗性試験を通常の12倍である「336日間」で試験し、これを達成しました。

防カビ試験/カビ抵抗性試験で336日間の発育阻止に成功

そして日本には四季があるので1年の中で二ヶ月ほど高湿度の時期があります。

よって、28日間×2の「56日間」を1年の防カビ効果として自社基準を設けたので、現在はおよそ5~6年の効果が見込めると判断しました。

防カビ技研

この試験は現在も実行中で、いずれは84日間で1年間の防カビ効果があるという基準を日本中に浸透させたいと考えています。

さらに実際の現場記録を合わせています

二つ目は、本防カビ工法は35年以上前から日本全国で使われているので、数多くの現場記録があります。

「○○の現場では防カビ剤の○○番で、条件は○○」というように100種類を超える防カビ剤を試行錯誤して使い分け、できる限りカビが生えないように努めた結果が最長10年なので、当研究所のカビ取り・防カビ工法は平均5年間(最長10年間)と記載しているのです。

「防カビ」や「抗菌」は基準を厳しくしなければいけない

当研究所には「従来の防カビ塗装と違う技術なのでカビは生えません」と言われたのに半年でカビが生えました…と病院や食品スーパーからの相談があります。このような根拠のない「防カビ」という表現を根本から解決するには、まず一般的に広く使われているカビ抵抗性試験で最低でも1年間効果が持続できる試験を「第三者機関」で証明しないといけないと考えています。※自社試験では都合のいい条件で記録する可能性があるため。

効果が持続しにくい条件がある

全ての場所に防カビ技研の防カビ剤を使えば平均5年間(最長10年間)生えない。という訳ではありません。

建物自体に問題がある場合は効果が持続しないので以下に例を記載します。

店舗の天井一面に広がる黒カビ
地下室の天井一面に広がる青緑色のカビ

まず初めに上記の画像は病院やスーパーマーケット(食料品店等)の天井化粧ボード(ジプトーン)の表面が結露して発生するカビです。

外見的にはフワフワしていて斑点状に幅広くカビが繁殖しています。この画像を参考に以下をご覧ください。

雨漏りや漏水で発生する黒カビ

雨漏り・漏水・内部結露によって繁殖したカビは、このように一部分にだけ放射状に発生します。とても固く強い黒カビなのでゴシゴシ擦っても全く取れません。つまり天井裏の最も水分が多い部分に黒カビが繁殖しています。裏のカビを「親カビ」、表のカビを「子カビ」と言います。

ビニールクロスの裏側に繁殖した黒カビ

この画像はビニールクロスの裏側にあたる下地ボードにカビが繁殖しています。漏水や雨漏り・エアコンの設置ミス・二重サッシの施工ミスで下地ボードが乾燥せず、壁紙の裏側からカビが成長しています。カビ取り剤を使うと子カビだけが除去され、親カビのシミが取れない状態です。

誤った塗装で異常繁殖した黒カビ

この画像は天井ジプトーンボードの表面にペンキや塗料を塗って、そこからカビが繁殖しています。つまり防水性のあるペンキがジプトーンボードの乾燥を阻害しています。雨漏りのときと同じような強い黒カビが発生します。

また食品スーパーの売り場やバックヤード若しくはサーバー室など部屋の温度を急激に冷やさないといけない空間は、天井裏に置いてある断熱材を撤去する必要があります。

断熱材が結露を吸収する

夏場の屋根の温度が40℃を超えていて室内は20℃前後なので天井ボードは冷え込みます。天井裏は暖かい空気が冷たいボードに触れるので結露が発生します。

すると断熱材が結露水を何時間も吸収することになるので、まるで水道水をかけたスポンジのようになるのです。

天井の隙間から風が入り込みカビが発生
天井の隙間から風が入り込みカビが発生

天井裏にカビが発生しているとスプリンクラー、火災報知器、照明などの隙間からカビ出てくるので天井裏の原因を解決しないといけません。

根本的な原因を解決しなければいけません

このように建物自体の問題または施工ミスでカビが発生している場合は、根本的な原因を改善しない限り、長期間の防カビ対策はできません。

防カビ剤は対象の表面に密着しているからこそ効果を発揮するので、雨漏りや漏水があると成分が流れてしまいます。

そのため当研究所は最初の情報収集からカビ発生の原因を聞き、当技術が使えない場合は正直にお伝えしますので宜しくお願いします。

詳しくはこちら↗

安全性と微生物汚染の関係

そしてこの防カビ技術は20年前から安全にかかわる試験(経口毒性や経皮毒性など様々)は取得していません。

その理由はすでに35年間以上使われている中で1件も健康被害の報告がないからです。

安全性試験とは、実際の環境で使う前に人・動物に対する安全性を確認してから使うもので、すでに長期間使われているものの安全性試験をしても結果は変わりません。

カビやダニによるハウスダストアレルギー

またカビだけが危険なのではなく、カビを捕食する微生物が危険です。

カビが繁殖しているということは、カビよりも小さい細菌とカビを捕食するダニ・チャタテムシが繁殖している可能性があり衛生面が脅かされます。

カビの中にうごめくダニ・チャタテムシ

この食物連鎖↗で昆虫(クモやムカデ等)が発生すると食中毒などの危険性が上昇し、健康福祉センター(保健所)の指導を受けることになります。

ドレンパンで繁殖するレジオネラ属菌

また業務用エアコンの清掃を怠るとレジオネラ属菌が繁殖するという報道がある通り、微生物を放置するとカビ以外の健康被害が起こるかもしれません。

異物混入と食中毒は食物連鎖から発生する

このことからカビによって生じる食物連鎖の方がとても危険です。異物混入や感染症は清潔にすることでしか対策できません。

そのため防カビ技研と致しましては、防カビ剤の仕様よりもカビ汚染の問題を解決した方が健康に良いと考えています。

※また建築基準法のシックハウス症に該当する物質は含まれていません。

新しい基準値でお伝えする

このことからわかるように、日本産業規格(旧:日本工業規格)のカビ抵抗性試験は内容が古いので、多くの施設が老朽化した今ではとても合わないのです。

しかし自社試験では企業によって試験方法がバラバラなので、比較と判断が難しく参考になりません。

一般の方でも簡単に理解できる試験方法こそが、最も信頼できる内容だと考えていますので、

幅広く利用されているカビ抵抗性試験の試験基準を参考とし、その基準を現在の日本の環境に適合する値に変更していくことが必要だと思います。

防カビ技研にお任せください

当研究所は病院・食品スーパーの天井に発生するカビ防止対策に特化した社団法人です!天井化粧ボード(ジプトーン等)から天井エアコン(空調設備)まで一括してカビ問題を解決します。

カビにお困りの方は当研究所のカビ取り専用サイトからご相談ください!