風呂釜洗浄剤 湯泡美-YUWAMI- / プロが使う洗剤と過炭酸ナトリウムで悪臭と有害菌を強力に除去する業者
風呂釜洗浄剤 湯泡美-YUWAMI-
その③
3ページ目では風呂釜洗浄剤 湯泡美の特長を解説しています。
本製品は風呂釜洗浄の他にエアコンクリーニング、浴室クリーニング、部屋の消臭でも使える万能な薬剤です。
●目次
- 湯泡美とは
- 湯泡美の特長
- 風呂釜洗浄を依頼するタイミング
- 湯泡美を使っている業者
- Q&A
- Q&A:洗浄中に水の色が変わる理由
- Q&A:汚れが取れていないように感じます
- Q&A:市販品の除菌率99.9%とは?
- Q&A:湯泡美の使い道は?
- Q&A:湯泡美のコスト(原価)は?
- Q&A:他の風呂釜洗浄剤はどう?
■湯泡美とは
前のページで解説した通り、現在は小型化した優秀な給湯器、又は複雑な冷媒ヒートポンプ給湯器やジェットバスなどの新型、耐性化する菌類、頑固なべた付き汚れと酸っぱい臭い、土臭い、汗臭い、アンモニア臭などの悪臭、アルカリ性では落ちない水垢(炭酸カルシウム等ミネラル)、金属石鹸、入浴剤(オイルや塩・乳清成分)など頑固な汚れ。
そしてブラッシングは長期的な損傷となり、複雑な分解では故障のリスクがあります。
しかしご家庭なので劇物薬品は使えません。
このように入浴施設の教訓から生まれた風呂釜洗浄はご家庭でも数多くの課題があります。
よって当研究所の「湯泡美」では、今までの王道の洗浄方法で使う薬剤を活性化させるやり方に重点を置きました。
過炭酸塩が水中でアルカリ性になり汚れを溶かしながら酸素の作用で汚れを剥離します。しかし温度や汚れの状態で効果がなくなるのでその作用に本製品を追加します。
湯泡美は生物膜内へ容易に浸透できる特長があり、洗浄作用も兼ね備えているので過炭酸塩が生物膜を剥がす作用をサポートして雑菌を除菌します。
■湯泡美の特長
上記が湯泡美の作用であり大型入浴施設でも使われる理由です。
- 生物膜に容易に浸透できる
- アルカリ洗浄剤の作用を活性化する
- 泡を出して汚れを包み込む
- 中性のため金属類への傷みが少ない
- 中性のため優しい
- 汚れを乳化できる
- 汚れを溶かすタイプなので排水管が詰まらない
- アルカリ性でも効果が変わらない
- 消臭力がある
- 金属汚れに対するキレート作用
- 費用が安い
- カビ・細菌・ウイルスの除菌効果試験がある
- 60分で作業が完了する
このような特徴があるため浴槽の一つ穴タイプ、エコキュート、エネファーム、ナノバブル発生機付き浴槽、ジェットバス、分解不可タイプなどでも使えます。
繰り返しとなりますが、王道の洗浄技術とは給湯器を必要以上に分解せず、3品以上の薬品による洗浄・除菌作用でお掃除する方法です。
市販品より強力で入浴施設の劇物薬品よりも優しい位置づけであり、必要以上の分解をしないので故障が少なく、デリケートな配管内を洗浄できます。
安心・安全な技術はお客様のご家族と、お掃除する対象面(風呂釜洗浄は給湯器と配管)が数十年後も害や故障なく暮らせることです。
(2005年から現在まで使われていて大きな問題が起こっていないということも安心・安全の証明だと考えています)
よって、YouTubeや検索サイトで公開されている簡易的な洗浄方法を安易に真似するとエラーが発生したり、給湯器ポンプが動かなくなったり、汚れで排水管が詰まる恐れがあります。
■風呂釜洗浄を依頼するタイミング
プロ業者の場合は年に1回です。どの業者が王道の洗浄をしているかわからないときは「湯泡美」を使っている業者を選びましょう。
ですが以下の場合は不要です。
- 新品の給湯器
実際、給湯器も優秀なので配管内は水流によって汚れが付かないように工夫されています。
市販品は月に1回のペースと記載されていますが、新品の場合は不要です。(追い焚き口はお掃除してください)
- 一度でも入浴して数ヶ月間追い焚きを使わなかったとき
- 賃貸物件に引越ししたとき
- 強風により土埃が浴槽内に入り込んだとき
- 浴槽近くに黒カビが発生しているとき
- 普段よりもヌメリが発生しやすいとき
- 普段よりも悪臭が発生しやすいとき
- ペットがオシッコなどをしてしまったとき
- 部屋の大掃除でホコリが浴室に入り込んだとき
上記のように何かしらの理由で「チリ・ホコリが混入して、数ヶ月間追い焚きを使わず水が滞留したとき」にプロへ依頼してください。
プロに洗浄してもらったあとは市販品を月1回のペースで使うと良いでしょう。
そしていずれ市販洗剤を使っていても悪臭が気になるようになったときに再度プロ業者へ依頼しましょう。
■湯泡美を使っている業者
Googleやハウスクリーニングマッチングサイトを見ていると、どの業者が王道の洗浄方法をしているのかわかりません。
そのため当研究所はこの技術を学んだ事業者様に「湯泡美」の画像を分かりやすい場所に掲載するよう伝えています。
(または商品名を入れ込むように伝えています)
初めて風呂釜洗浄剤を依頼するとき迷ってしまったら「湯泡美 風呂釜洗浄 ○○」で検索してください。※○○は都道府県を入力します。
■Q&A
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【業者向け】洗浄中に水の色が変わる理由
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給湯器の銅及び熱、ベタ付き汚れの脂肪酸、アルカリ性及び酸性の中和など様々な反応が起こると水中内が「青色」「茶色」「濃い緑色」に変色します。
稀に白色や茶色の泡が発生します。
しかしこれは洗浄中の化学反応なので汚れではありません。汚れは反応が終わったあとに残っている油のような汚れ部分のみです。
現在の優秀な給湯器の配管面積は非常に小さいので浴槽水のすべてが濃く変色するほど汚れは出ません。
これが汚れならメーカーリコールとなってしまいます。(ただし古い大型の給湯器や井戸水を使っている場合は可能性があります)
本製品の場合、汚れの大部分は溶かされて排出されるのでご安心ください。
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【共通】汚れが取れていないように感じます
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上記の「化学反応で水や泡が変わる」を除くと、基本的に家庭向け風呂釜洗浄は汚れを溶かす(乳化する)ので目立つ汚れは出てきません。
洗浄剤と汚れが反応して水が白く濁ることはあります。
ただし大家族や石鹸で洗っている場合または水道水の不純物やアロマオイルによって汚れが溶けずに薄い茶色の泡が残る場合があります。
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【共通】市販品の除菌率99.9%とは?
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除菌率99.9%は「汚れを取り除いた」とは関係ありません。
試験の内容によりますが一般的には純水容器の中に菌を入れ、次に薬剤を入れ込んだときの除菌率を見ているので「生物膜内の菌を除菌した」という結果にはなりません。
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【業者向け】湯泡美の使い道は?
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風呂釜洗浄剤湯泡美は風呂釜洗浄の他にエアコンの消臭、水回りの除菌・抗菌、部屋の除菌・消臭に使えます。
そのため本製品は1年中使用用途のある薬剤です。会員様にはその使用方法をお伝えしています。
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【業者向け】湯泡美のコスト(原価)は?
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詳細は風呂釜洗浄技術講習を受講した方にお伝えしていますが、すべての薬剤を追加した金額は風呂釜洗浄1回あたり450円前後です。
風呂釜洗浄は化学薬品に頼る傾向があるので1回辺り1000~5000円する技術もありますが、風呂釜洗浄の価格競争によってサービス料金が低下するとコストが影響しやすいので、当研究所ではできる限りコストを抑えて洗浄できるように調整しています。
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【業者向け】他の風呂釜洗浄剤ではダメなの?
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繰り返しとなりますが、風呂釜洗浄は入浴施設の天敵である「生物膜」を除去する技術として生まれました。
よって他の風呂釜洗浄剤を選ぶときは「どのような菌類に対して殺菌効果試験を取得しているか?」を確認しましょう。安価な洗浄剤は取得していないことが多いですが、注意点として洗剤会社は第三者試験を取得していなくても○○○の成分なら菌は除菌できると言います。しかしそれは不適切です。
例えば水槽内に薬剤を投入して1000倍、5000倍、10000倍、20000倍に希釈された状態で殺菌効果試験されているか確認してください。
この基準は最低限必要な情報です。
実際の環境では皮脂・水垢・土埃など様々な汚れがあるので「菌だけ(さらに生物膜ではない)」の試験は不十分なのですが、投入する薬剤がどの程度希釈されても除菌効果があるのか理解しておく必要があります。